鹿沼市は「いちご市」宣言をした、いちごの街です。「いちごいちえ」のロゴマークも、みなさんいろいろな場所で目にすることが増えているのではないでしょうか。

実はいちご市宣言をした背景には、鹿沼市の抱える「知名度が低い」という決定的な欠点をどうにかしようという、鹿沼市の涙ぐましい努力があります。

その結果、2016年11月に「いちご市宣言」を発表、話題になることができました。鹿沼市の位置する栃木県はいちご王国。いちご王国のいちご市なんて、いちご好きさんにはたまらない場所ですよね。

そんないちご王国に、新しい仲間が増えたことを、みなさんはご存知ですか?つい先日新聞でも話題になったばかりの新品種は、いったいどんないちごなのでしょうか。

鹿沼市で栽培されてきたいちご

いちご市宣言をした鹿沼市では、もちろんいちご栽培が非常に盛んです。鹿沼市では、栃木県産のいちごとしてよく知られるとちおとめや女峰のほか、幻のいちごと呼ばれる「とちひめ」なども栽培してきました。

また鹿沼市では、いちご狩りも積極的に行っています。鹿沼市とJAかみつがが共同出資した農業生産法人かぬまでは、出会いの森いちご園という観光いちご園を運営しています。

出会いの森いちご園では、とちおとめや女峰、とちひめなどのいちごを栽培しています。いちご市鹿沼の魅力を味わいたい!という方におすすめのスポットです。

とちおとめ

とちおとめは、栃木県農業試験場で育成された品種で、1996年に品種登録されました。甘みが非常に強くて、つぶが大きい点がとちおとめの特徴です。濃厚な甘みと酸味の絶妙なバランスや、香りの良さ、果肉の弾力ともに日本を代表するいちごとなりました。

とちおとめは実際に糖度が高く、果汁も豊富です。さらに果実がやわらかくなりにくく、しっかりしているので、いちごにしては日持ちもします。

とちおとめをカットすると、内部まで赤く染まっています。とちおとめはとても爽やかな香りがすることも特長のひとつで、お菓子作りにも適しています。

とちおとめはすでに他県でも栽培されるようになっていますが、現在最も多く出回っているのは栃木県産のものです。

早いと11月頃から市場に出回り始めます。12月には出荷量も多くなり、4~5月くらいまで収穫されます。

甘くて瑞々しい食感、さっくりとした歯ざわり、そしてジューシーで香り高いとちおとめは、今もいちご王国栃木県の王座に君臨していると言えるでしょう。

女峰

女峰は、とちおとめが誕生するまで、栃木を始め東日本のいちごの代名詞でもあった、大変人気の高い品種です。

1985年に品種登録されたいちごで、日光の男体山、女峰山の「女峰」にあやかって名付けられています。

神聖な山の名を冠したいちごらしく、真っ赤な果実が美しく、香りも気品に満ちています。ジューシーで、酸味と甘みのバランスが良く、いちごの味の濃い品種です。

その後、酸味があまり感じられない、甘みの強い品種が主流になったこともあり、女峰は家庭の食卓にはあまり並ぶことがなくなりました。

しかし、しっかりとした味わいと真紅の美しさがケーキなどのスイーツづくりにはピッタリで、今も高い人気を誇ります。

女峰の魅力はなんといっても華やかな香り!鹿沼でいちご狩りをすると、女峰やとちおとめ、とちひめなどを摘み取りできる場所が主流です。

とちひめ

とちひめは、栃木県にお住いの方でもその名を知らない方が多いという、幻のいちごです。実は女峰の後継としてとちおとめと選抜で競り合い、落選してしまったという過去を持ちます。

でも、味はとちおとめに勝るとも劣りません。なぜ落選してしまったか、それは「果肉がとても柔らかく、傷つきやすいから」。まさに「姫」の称号にふさわしいデリケートないちごなのです。

柔らかすぎて市場に流通させられないため、後継品種としては落選してしまいましたが、いちご狩りなら話は別です。摘んでそのまま食べるいちご狩りでは、大変な人気品種として注目されているのです。

さらに「栃木県内でいちご狩りをしなければ食べられない」という希少性も人気の秘密かもしれません。もちろん鹿沼市内でのいちご狩りでも食べられますよ。

スカイベリー

スカイベリーはとちおとめの後継として開発されたいちごで、最近登場したため話題になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。

出荷されるようになったのは2012年の冬。もう6年目を迎えます。非常に果実が大きくて、甘さと酸味のバランスが非常によく、高級品として知られています。

なんと収穫量の6~7割近くが3Lサイズになるそうで、大きないちごを頬張る喜びを教えてくれるいちごのひとつですね。

いよいよ誕生!いちごの新品種【栃木i37号】

11月14日、栃木県からいちごの新品種が発表されました。まだ農業試験場で生まれたばかりの新品種ということで、可愛い通称はついていません。今のところは栃木i37号と呼ばれています。

とちおとめの後継としてはスカイベリーが存在するのですが、スカイベリーはご存知のように高級品です。なかなか食卓には気軽に並ぶことがなく、県内でも食べられる場所は限られています。

でも新品種の栃木i37号は、スカイベリーより小ぶりな実で、酸味が抑えられた甘い果実が生るということです。さらにとちおとめよりも3割収穫量が優れていて、さらに収穫は10月下旬からスタートできるそうなのです。

しかも育てやすいというメリットもあるようで、たくさんの収穫量が予測できます。つまり、今よりも美味しいいちごが、今よりも早くたくさん流通するようになるかもしれず、お値段もお手頃になる可能性があるということですね。

さらに実がしっかりしているため、長距離の輸送にも耐えることができるそうで、全国への進出も予測されています。

いちごは美味しいし美しい人気者ですが、「お値段が張るからちょっと買いにくい」という主婦の方も多いようです。

そんなご家庭でも、今よりもっと気軽にいちごを日常的に味わえるようになることは、とても嬉しいニュースですね。

可愛らしくて美味しいいちごの街、鹿沼

人気の高いいちごのパックに「鹿沼市」の名前が入っていれば、いちご市「鹿沼」の名前も今よりずっとよく知られるようになるでしょう。

美味しくて可愛い、人々の心を掴んではなさないいちごの実。時にハート型になるいちごは、見た目も味も香りも私たちを和ませてくれるフルーツです。

これからも清らかな空気と水、そして豊かな緑に囲まれた鹿沼市で育った、元気で美味しいいちごたちが、鹿沼市をもっと盛り上げてくれることでしょう。私もPR活動に協力していきます。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

鹿沼市議会議員 ゆざわ英之

平成15年(2003年)から、村おこし運動をしております。人を応援することが、そのまちが元気になるその思いを昏に運動を展開しています。決してあきらめず少しずつですが、前に前に進む事を信条に続けて参ります。-湯沢英之-

<これまでの実績>

  • 公共施設長寿命化計画策定の実現
  • 子どもインフルエンザ摂取予防の減免制度の実現
  • 子ども医療費現物給付未就学児までの実現
  • プロバスケットボールチームブレックスマザータウン締結の実現
  • 防犯灯LED化の実現
  • 高齢者対象風疹予防接種事業拡充の実現
  • 鹿沼市議として
など